なぜ、ホワイトニングで歯が白くなるの?~歯の黄ばみとホワイトニングの関係~
こんにちは。
和歌山市の歯科医院「やまもと歯科」です。
「以前は白かった歯が、黄ばんできた……」と、歯の黄ばみでお困りではありませんか?
お顔全体の印象は、口元で左右されるもの。できることなら、白い歯で笑顔に自信をもちたいですよね。
ですが、「歯を白くしたいけれど、ホワイトニングで本当に白くなるの?」と、疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、なぜ黄ばんだ歯が歯科のホワイトニングで白くなるのか、また歯科にはどのようなホワイトニングがあるのか、お話しします。
白い歯が黄ばむ原因には何があるの?
歯の色は、表面を覆うエナメル層とその内部の象牙質と呼ばれる2つの層が、関係しています。
歯が黄ばむのには、どのような原因が考えられるのか、みていきましょう。
【原因1】表面のエナメル質が着色するため
エナメル質は半透明な白色をしているため、色が濃い食べものや飲みもの、喫煙などの影響を受けやすくなります。
【原因2】内部にある象牙質の色が濃くなるため
象牙質は、元々が象牙のようなアイボリー色。加齢とともに色が濃くなり、黄色味が強くなります。
また、使い続けるうちにすり減ったエナメル質から、内部にある黄色味がかった象牙質が透けて見えやすくなると、黄ばみを強く感じる場合もあります。
歯科のホワイトニングで歯が白くなる仕組みとは
歯科でのホワイトニングは、歯に歯科専用の薬剤を浸透させることで、歯を白くする効果が期待できます。
薬剤の成分である過酸化尿素や過酸化水素は、着色汚れを無色透明に分解する働きがあります。
回数を重ねることで歯の内部にも浸透していき、象牙質の色そのものを白く変化させていくことも可能です。
また、薬剤の過酸化水素がもつ、角状のエナメル質を球状に変化させる作用で光の乱反射が起き、歯がより白く見える効果も期待できます。
歯科でも自宅でも、両方とも!選べるホワイトニングの種類
当院では、2種類のホワイトニングを取り扱っています。
それぞれの特徴とともに、ホワイトニングの種類をご紹介します。
【オフィスホワイトニング】
- 歯科で行う
- 歯科専用の薬剤を塗った歯に強い光を与え、外側から白くしていく
- 2~5回ほど回数を重ねることで、より効果を実感しやすくなる
【ホームホワイトニング】
- ご自身で行うため、お好きな場所でお好きな時間帯にできる
- 歯科で製作したマウスピースに専用の低濃度の薬剤を塗り、毎日決まった時間装着する
- 歯の内側から白くしていくので、少しずつ効果があらわれ、白さを持続しやすい
そのほかにも、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを同時に行う【デュアルホワイトニング】もあります。
ホワイトニングで気になることがありましたら、和歌山市口須佐のやまもと歯科にご相談ください。